神奈川県内で有名な温泉街といえば「箱根」です。
箱根の日帰り温泉を探している人におすすめしたいのが「天山湯治郷(天山)」です。
情緒ある建屋と本物の温泉、お食事・寝ころびエリアもあって、手ごろな価格で本格的にリラックスができ、箱根の温泉の中でも私の一番のお気に入り温泉ですのでご紹介します。
子連れで行ける日帰り温泉!箱根「天山湯治郷」
横浜から思い立ったらすぐ行ける距離の箱根。日帰りでも十分のんびり過ごすことが可能です。箱根にはたくさんの日帰り温泉がありますが、おひとりさまでも気軽に行ける立ち寄り湯「天山湯治郷」は、時間を忘れてお湯につかってリラックスが可能。
もちろん子連れのファミリーでも入りやすく、非日常を満喫し、週末に元気を取り戻すにはぴったりな日帰り温泉です。
お気に入りの箱根日帰り温泉「天山湯治郷」レポート
横浜市内から、東名高速道路 と 小田原厚木道路/国道271号を経由し、車で1時間(60km)ほどの距離に箱根を代表する日帰り温泉「天山湯治郷」はあります。私も10年以上前から愛用している日帰り温泉で、御殿場アウトレットからの帰り道や、静岡・伊豆旅行からの帰りによく利用するお気に入りスポットです。
駐車場:急な坂道のため、車を擦らないように要注意
「天山湯治郷」は箱根湯本駅からバスやタクシーでも行けますが、駅から距離もあるため車で訪れる人が多い傾向です。そのため、駐車場はいつも満車気味ですが、
駐車可能台数は多いため、満車時も15分ほどまてば停めることはできます。
「天山湯治郷」の駐車場ですが、山間の細い道から非常に急な坂道を下った川沿いにあるので、車高が低い車は要注意です。
※車高長を低くしている車でなくても、バンパーを擦ってしまう可能性があるかも。
(幸い、私が訪れた際は大丈夫でしたが)
建物:いつも入り口を間違えてしまう「天山湯治郷」と「一休」
大好きな日帰り温泉「天山湯治郷」とはいえ、私も年1回ぐらいしか訪れる機会はありません。そのため、いつも店舗の入り口を間違えてしまいます。
具体的には、駐車場前のこちらの施設が日帰り温泉の「一休」です。
なお、通常は入浴料1300円ですが、「はしごゆふだ」を購入すると、格安のなんと100円でもう一方の施設の温泉にも入浴ができます。
これは平日限定のサービスで、天山の入浴後に受付で申し込むことで両方の施設が利用できます。
入浴料:大人1300円、子供650円で時間制限なし
天山の入館料は大人 1,300円(入湯税・消費税込)で、子供 650円(入湯税・消費税込)です。※以前は1,100円だった記憶がありますが、値上げされた模様。
天山の店舗内に入る前に、利用券を券売機で購入します。
※クレジットカードは使えませんが、一万円でもおつりは出ます。
天山は入り口から趣のある建物で、利用者は外国の方も多く来られていました。
※雰囲気のある建物なので、入り口でカメラのシャッターをお願いされたことも。
券売機で購入した券は入り口で渡せば、あとは自由に館内を利用ができます。
建屋の中にはお土産ショップもあってタオル販売も行ってます。
また、食事処やカフェもあります。
温泉:暑すぎず・ぬるすぎず、子供も利用可能!
男風呂は、内湯・外湯・窯風呂があります。女風呂は、内湯・外湯・サウナとなってます。
塩サウナがあるので、体に塩を付けて発汗を促進できるのでサウナ好きにも人気があります。
温泉はアルカリ性単純泉とナトリウム塩化物泉の2つの泉質があります。
外湯は岩風呂となってますが、ごつごつした本物の岩なので、ちょっと足場が悪いかもしれません。
子供と一緒なら手をつないで、手すりのあるところから出入りするのが良いかと思います。
外湯には洞窟風呂もあり、少し熱めの温泉は自然のパワーを体の芯から感じられます。
また、合成化学物質無添加シャンプー・リンス・石鹸が備え付けであります。
※シャンプーなども以前は用意がなかった記憶ですが、先日からはシャワー隣に用意がありました。
温泉は山間の地形を利用した作りで、自然が目の前にあって見ごたえがあります。
こちらの温泉はお昼の利用がよいかもしれません。
夜に利用した際、明かりが少なくて薄暗い雰囲気だったので、もしかしたら子供が怖がってしまうかもしれないと感じました。
※大人だけの利用だったら、非常にリラックスできる空間なのでよいと思いますが。
温泉以外のサービス:
天山の湯屋のある建物は広くきれいに清掃されていて清潔感があります。2階建てのつくりの建物で食事処やリラックスルームが離れにもあったりするので、はじめてだと館内のどこを歩いているか迷ってしまうかもしれませんね。
また、入り口は2階ですが、温泉は1階にあるため階段のアップダウンがあります。
※高齢な方には足腰に負担がかかりそうな作りかもしれません。
脱衣所の上へ上がるとゆっくり横になれるお部屋があります。
女性の方には、2階にも化粧台とドライヤーあり、ゆっくり髪を乾かすことができます。
マッサージチェアもありました。
窓からの景色も風情があり癒されます。
男湯と女湯の入口にも座れるソファーや自動販売機などがあり休むことができます。
食事処へ向かう渡り廊下も風情があります。
風がよく通り、とても気持ちがよかったです。
食事処「山法師」
私たちは「山法師」で食事をとることにしました。
やはりお昼時は混んでいて、30分近く待ったでしょうか。
子供たちが退屈しないように下へ降りて散歩してみました。
下から渡り廊下を見上げてみました。
入口で靴を預けていますが、中には大人と子供用のサンダルが置いてあり自由に履くことができるで心配はありませんでした。
食事処の棟には、読書をしたり眠ることができる部屋もありました。
こちらでは子供がはしゃいでいると注意されてしまうのでお気をつけください。
入口近くの休み処では、家族連れが横になったりお喋りしたりくつろぐことができます。
自由に遊べるオセロも置いてあり、子供たちはオセロでずっと遊んでいました。
さて、やっと順番が呼ばれ「山法師」に入ることができました。
サンダルを脱いで上がります。
窓からは美しい自然の景色が眺められました。
マイナスイオンに癒されます。
「天山湯治郷」の温泉に入ったら、ぜひお食事されることをおすすめします。
温泉だけではなく、お食事しながら非日常を味わうことができますよ。
鯛が新鮮で美味しかったです。
体に優しいメニューで、味付けもよくとても美味しくいただくことができました。
ぷりぷりのいくら丼。
子供たちもモリモリ食べていました。
帰りは江ノ島を眺めながら帰ります。
日帰り温泉で身も心も癒されました。
営業情報
入館料 大人 1,300円(入湯税・消費税込)
子供 650円(入湯税・消費税込)
入館受付 朝9時~夜10時 閉館11時
定休日 なし(但し12月中旬5日程度休館)
お電話 0460-86-4126
さいごに
車で、箱根湯本駅から車で約10分。電車では、小田急ロマンスカーに乗って、箱根の玄関口・箱根湯本駅から片道税込100円の旅館組合巡回バスに乗って約10分。
お一人さまでもファミリーでも、時間を忘れてお湯につかって、
都心から電車でもわずか100分ほどで到着できる距離感が、なんといっても魅力です。
水も緑も美しい自然豊かな奥箱根の山間にある「天山湯治郷」は、清らかな須雲川(すくもがわ)沿いの小高い山のふもと、四季がゆるやかに美しく巡る8,000坪の自然の中に、7本の自家源泉を抱いています。
2016年に開湯50周年を迎え、長年にわたって訪れる人々を自然の恵みで癒し続けている名湯です。
笑顔と生命力を取り戻したら、温泉街で食事&お買い物も満喫してみてください。
プチトリップを味わえますよ。