「星野リゾート」には、大きく3つのブランドがあります。
- 星のや:最上ブランドのラグジュアリーホテル
- 界:日本各地の文化に触れられる旅館
- リゾナーレ:豊富なアクティビティを揃えたリゾート施設
また、地域らしさを色濃く反映した個性豊かな宿泊施設も多数あります。
今回は特に首都圏に住んでいる乳幼児連れのパパママ向けに、東京・神奈川・千葉から訪れやすいリゾナーレ3施設を子供連れファミリー向けに比較をしてみたのでお伝えします。
星野リゾート・リゾナーレの魅力を徹底比較!
つい先日、リゾナーレ熱海(静岡)、リゾナーレ那須(栃木)、リゾナーレ八ヶ岳(山梨)の3施設全てをやっと制覇できました。
もともと、山梨県にあるリゾナーレ八ヶ岳は神奈川エリアからも近くて訪れたことがあって、我が家の子供たちにとってもベスト3に上がるほど大好きな宿泊施設。
比較的新しいリゾナーレ那須、リノベーションして星野リゾート施設となったリゾナーレ熱海に行きたいとずっと思っていました。
今回、GOTOトラベルの恩恵もあって1年間で全てのリゾナーレに宿泊することに。
リゾナーレは星野リゾートの宿泊施設の中でも特にリゾート感があり子供連れのファミリーに人気です。
実際に泊まって思ったのは、どのリゾナーレも地域・施設に特徴があって全く違う魅力に溢れています。
そして、遊び方・楽しみ方も大きく違います。
リゾート施設をベースにしてるリゾナーレは、遊べること、体験できることが施設ごとに大きく異なります。
どのリゾナーレも子供たちはもちろんパパ・ママにとっても満足度は高いのですが、
それぞれの施設の特徴をまとめて比較してみたので、ぜひホテル・宿泊施設選びの参考にしてください。
リゾナーレとは?
リゾナーレは、星野リゾートが運営する洗練されたデザインと豊富なアクティビティをそなえるリゾートホテルです。
「RISONARE(リゾナーレ)」はイタリア語で“響きあう”という意味を持ってます。
星野リゾートのリゾナーレは、スタイリッシュできれいな宿泊施設とその土地ならではの自然・アクティブが魅力の体験型リゾートとなります。
首都圏近く、おすすめリゾナーレ比較結果!
今回は、全国に5施設あるリゾナーレのうち、特に首都圏からアクセスがよく、比較対象となるリゾナーレ八ヶ岳、リゾナーレ那須、リゾナーレ熱海を中心に比較します。
リゾナーレトマムは北海道、リゾナーレ小浜島は沖縄にあります。
沖縄に行きたいならリゾナーレ小浜島!北海道で楽しみたいならリゾナーレトマム!となるため、おそらく比較先対象として悩むポイントは少ないです。
リゾナーレ総合比較ランキング
リゾナーレはどこが一番楽しめるかは子供の年齢や趣味、家族構成によるのが正直なところかと思います。
(プールが苦手な子供に、波のプールがあるリゾナーレ八ヶ岳はマッチしないですし)
ですが、これまでに全てのリゾナーレを遊び尽くした上で、小学生・幼稚園児のいるファミリーとしてまたリピートしたいと思った順番にランキングを付けてみました。
- リゾナーレ八ヶ岳
- リゾナーレ那須
- リゾナーレ熱海
ランキング一位のリゾナーレ八ヶ岳ですが、季節問わずいつでも楽しめる波のプールが子供たちに好評でした。
雨が降っても問題なし、全天候で遊べるのもスケジュールを立てやすくてパパ・ママとしても好評となってます。
また、リゾナーレ八ヶ岳はアスレチックアクティビティがすぐ近くにあったり、冬は無料でスキーセットをレンタルできるので、子供にいろいろな体験をさせたいファミリーにとってのNo1リゾナーレと言えるのではないでしょうか。
ランキング二位のリゾナーレ那須、ランキング三位のリゾナーレ熱海は僅差でした。
どちらも非常に楽しめるリゾート宿泊施設でしたが、リピート観点で比較した際にもう一度訪れたい施設、まだまだ遊びつくせてない施設としてリゾナーレ那須が上位となりました。
とはいえ、ランキング三位のリゾナーレ熱海は東京・神奈川からもすぐ近くの場所にあり温泉の質もよくとても良い施設です。
リゾナーレ個別比較ランキング
正直、どこのリゾナーレも魅力があって全てがオススメ!
ただ、どの施設が実際に1番あうかは、家族構成や家からの距離・アクセス方法によっても大きく変わるポイントです。
そこで、どのリゾナーレに訪れるのが良いか悩んでいるファミリー向けに、各項目別に個別比較してみました。
■リゾナーレ個別ランキング アクティビティ(子供目線)
- リゾナーレ八ヶ岳
- リゾナーレ那須
- リゾナーレ熱海
ランキング1位となったリゾナーレ八ヶ岳は、波の出る大きなプール・イルマーレが子供目線でとても楽しく、また行きたい言ってるのでNo1となりました。
リゾナーレ八ヶ岳のプールは泳ぐのが苦手な幼児も遊べる水遊び体験型のエリアや、温泉のように暖かいプールもあって一日中遊ぶこともできます。
リゾナーレ八ヶ岳では冬は無料レンタル&送迎してくれるスキーは、ノーマルタイヤでも手ぶらスキーが楽しめます。
他にもアスレチックや制作アクティビティも多くあり、リゾナーレ八ヶ岳は何回訪れてもまだおそび尽くせてないほど遊びが豊富です。
ランキング2位となったリゾナーレ那須は本物の焚き火・薪割りが楽しめます。
リゾナーレ那須のアクティビティはいろいろあり、アウトドアブームをライトに楽しめます。
ランキング3位となったリゾナーレ熱海は一泊二日なら十分楽しめるアクティビティがあります。
クスクスの森ではツリーハウスやアスレチックで遊べます。また室内遊びではボルダリングが無料で遊べたり、ボールプールがあったりと幼児にはちょうど良い施設でした。
残念なポイントとして、リゾナーレ熱海にはプールはありますが少し小さく長時間は遊べませんでした。また、制作が小学生低学年向けで少し物足りない印象でした。
ただ、ソラノビーチBooks & Cafeはリラックスしてのんびり本を読んだり飲み物を飲んだりできて、リゾナーレ熱海は大人には本当に良いリゾート施設という印象でした。
■リゾナーレ個別ランキング ブッフェレストランの料理
それでは、ランキング形式で紹介します。
- リゾナーレ熱海
- リゾナーレ那須
- リゾナーレ八ヶ岳
ランキング一位となったリゾナーレ熱海ですが、海からも近くおしいいお魚料理があります。
また、ブッフェレストランの会場は広く、料理の種類が一番多くあります。
また、リゾナーレ特性のスペシャル料理をいただけます。
ランキング二位のリゾナーレ那須は、施設内でとれたお野菜を使った新鮮なサラダが魅力!
ビュッフェレストラン「SHAKI SHAKI」では、太陽の光をたっぷり浴びた新鮮な野菜が並びます。
素材のみずみずしさを活かしたシェフこだわりの料理はどれも美味しく、アグリツーリズモリゾートらしいリゾナーレ那須ならではの食事をいただくことができます。
ランキング三位のリゾナーレ八ヶ岳ですが、ブッフェレストラン「ワイワイグリル」では洋食から和食まで、ガッツリ肉料理から新鮮な野菜料理まで、さらには朝からプチデザートまで揃っているので、子供から大人まで満足できます。
八ヶ岳ならではのご当地ブッフェメニューは記憶に残るものはなかったものの、味は他の施設同様おいしく、子供も大好きな可愛らしいパンはリゾナーレ共通でどの施設でも食べれます。
■リゾナーレ個別ランキング 施設の利便性
それでは、ランキング形式で紹介します。
- リゾナーレ熱海
- リゾナーレ八ヶ岳
- リゾナーレ那須
ランキング一位のリゾナーレ熱海は、他の施設と違い斜面を利用した高層マンションの作りとなってます。
宿泊部屋からすべてのアクテビティ(プール・アスレチック)がエレベータで同じ建物内でつながっているので移動がとてもらく、雨が降っても大丈夫です。
離乳食もスタッフにお願いすれば持ってきてくれる他、ホテルの各階にはトイレがあります。
幼児のおむつ替えの際もシート・おしりふきが設置されて、小さな子ども連れには特に便利な施設となってます。
また温泉街にあるリゾナーレ熱海は、海を一望できる眺望の露天風呂がホテル内にあります。
上質の温泉は夜だけでなく昼も入ることができて、温泉好きには特におすすめのリゾナーレです。
ランキング二位のリゾナーレ八ヶ岳は、広い敷地に低層の建物で構成されています。
雨の日も濡れないように屋根があり、レストランやプールなど各種施設への移動は工夫されてますが、移動に手間がかかるのがデメリットです。
リゾナーレ八ヶ岳のもくもく湯は、男湯と女湯が外湯でつながってます。
子供も一緒に家族で入れるのは面白いですが、温泉ではない点やお風呂施設までの移動が外を通ることから、宿泊者のなかでも利用頻度はあまり高くありません。
ランキング三位のリゾナーレ那須は自然の森や山を活用した広大な敷地が魅力です。
上記リゾナーレ3施設の中でも特に新しいリゾナーレ那須は建物は非常に綺麗です。
施設内はアクテビティ施設や宿泊施設が点在しており、各施設間を移動する際は外を歩いて通る必要があります。
足元は舗装されていないエリアもおおく雨の日は移動が大変ですが、主要な部分にはきちんとおむつ替えスペースがあって子供連れにも優しい作りとなってました。
また、お風呂は那須の温泉となっており、温泉好きにとっても魅力的な施設となってます。
■リゾナーレ個別ランキング 首都圏からの交通アクセス
それでは、ランキング形式で紹介します。
- リゾナーレ熱海
- リゾナーレ八ヶ岳
- リゾナーレ那須
ランキング一位のリゾナーレ熱海ですが、JR東海道新幹線「こだま」で東京ー熱海 45分、駅からは送迎バスが定期的に運行しており、公共交通手段でのアクセスが一番便利な施設となっています。
リゾナーレ熱海に車で行く場合は、東名自動車道 東京ー厚木I.C(30分)ー小田原厚木道路(20分)ー下道(20分)で一時間ちょっとで到着します。
都心部からもっとも近い温泉地として熱海駅前は栄えており、近隣には箱根や伊豆高原、御殿場など観光スポットも多くあり利便性の高い立地となってます。
ランキング二位のリゾナーレ八ヶ岳ですが、JR中央線「あずさ」で新宿ー小淵沢(110分)
-送迎バス(5分)となってます。小淵沢の駅前にはお店はほとんどないため、持ち込みをする際は事前に購入してから訪れるのがおすすめです。
リゾナーレ八ヶ岳に車で行く場合は、中央自動車道 東京ー小淵沢I.C(80分)ー下道(5分)となり、1.5時間ほどで到着します。
東京・神奈川エリアからは比較的近くにあり本格的なリゾート気分を味わえるため、リゾナーレ八ヶ岳は特に人気が特に高い施設となってます。
ランキング三位のリゾナーレ那須ですが、JR東北新幹線「なすの」で東京ー那須塩原(70分)
ー送迎バス(40分)と新幹線を使ってもほぼ2時間ちかくかかります。
リゾナーレ那須に車で訪れる際は東北自動車道 浦和ー那須I.C(90分)ー下道(20分)となりますが、東京都心をとおる首都高速が非常に混雑します。
以前訪れた際は東北自動車道に乗るまで2時間近くかかり、5時間近くかかって昼過ぎに到着したこともありました。
東京・神奈川エリアから一番とおく高速道路料金も一番かかるのはデメリットですが、那須高原は他の熱海・八ヶ岳に比べて一番栄えている観光地です。
ちかくにはトリックアートや宝探しゲームなど子供が本気で楽しめるスポットが沢山あるので、リゾナーレ那須に車で訪れた際はぜひ訪れてみてくだダサい。
リゾナーレ全施設紹介
星野リゾート リゾナーレ那須(栃木県/那須)
童心に帰ることができる高原のアグリツーリズモリゾートとして人気のリゾナーレ那須。
星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳(山梨県/小淵沢)
八ヶ岳高原に再現した石畳の街でワインと戯れる休日を楽しめるのがリゾナーレ八ヶ岳です。
中央自動車道やJRなど、多様な移動手段でアクセスできる山梨県・小淵沢。
ヨーロッパの街並みを再現した星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳は、山梨が誇る“ワイン”を多角的に愉しめる高原リゾートです。
ワインの産地にある「リゾナーレ 八ヶ岳は、24種類のワインや葡萄のスクラブパックなど、ワイン好きなら一度は訪れてほしいワインリゾート。
ヨーロッパの街並みが広がる館内は、芳醇なブドウの香気に心満ちる「VINO SPA®︎」や、ソムリエ厳選の2,000本のワインとともに食す高原イタリア料理「OTTO SETTE」など、ワインの郷ならではの体験が豊富。
インテリアからスパ、レストランに至るまでワインを最大限に味わえます。
大人から子どもまで遊べる!「リゾナーレ八ヶ岳」の楽しみ方
赤ちゃんとママのためのサービスや子どもが楽しめるアクティビティなど、家族で楽しめる魅力もいっぱいあります。
館内にある波打つプールは、一年中遊ぶことができます。
子供連れファミリーには一番の人気スポット。宿泊者だけでなく、日帰りでプールを利用することもできるので、近隣の宿泊施設を利用していてもリゾナーレのプールだけを利用することができます。
個性あふれるショップが立ち並ぶピーマン通りでは、ショッピングや食事も楽しめます。
こちらもプール同様、宿泊者以外にも開放しているので宿泊しなくてもリゾートステイが体験できます。
また、高原リゾートらしく、冬は雪や氷のスポーツ、緑の季節は乗馬やカヤックなどのアウトドアも愉しめます。
星野リゾート リゾナーレ熱海(静岡県/熱海)
海と空、熱海の夜景と花火を一望できる温泉リゾートがリゾナーレ熱海です。
良質の温泉や豊かな自然、山海の幸など、魅力が尽きない静岡県・熱海。
高台に建つ「星野リゾート リゾナーレ熱海」は、熱海の海と街のパノラマが自慢の眺望の宿です。
ゲストルームはすべてオーシャンビューで相模湾を眺めながら、海や空を連想させる青に彩られた空間でゆっくりとくつろげるお部屋です。
大きな窓からは熱海の街を一望でき、夜景や花火をプライベート空間で楽しむことができます。
共用施設のラウンジ「アクティビティラウンジ」では、前面ガラス張りで青を基調としており海と溶け合う開放感を味わえます。
施設最大の「テラスリビングスイート」は、広々としたテラスがありテラスでピクニックや夜景観賞を優雅に愉しむことも可能です。
他にも多彩なアクティビティは、子供連れファミリーも思いっきり楽しめる物ばかり。
ゆったり・ロマンチックな体験を望むなら、施設最上階「ソラノビーチBooks & Cafe」で熱海名物の花火を鑑賞するのもオススメです。
また、子供連れファミリーに必見なのがクスノキと一体化したツリーハウスがシンボルの「森の空中基地 くすくす」。無料で本物のツリーハウスに登って写真をとれます。
ツリーの下では、アスレチックのアクティビティもあり、子供はもちろん大人もわくわくすることでしょう。
星野リゾートリゾナーレ トマム(北海道)
リゾナーレ トマムは客室すべてがスイートルームとなっています。
展望ジェットバスとプライベートサウナ付きの贅沢なお部屋は一度は泊まりたい宿泊施設です。
なかでも“雲海”をイメージしたお部屋は、まるで雲の上にいるかのようなリラックス空間です。
運が良ければお部屋から雲海を見ることもできるそうです。
リゾナーレ トマムですが、特別アクティビティがあります。
春から秋先にかけて体験できる“熱気球体験フライト”では、360度広がる広大な景色を見ることができます。
さらにラフティングやカヌーなどの水辺のアクティビティも豊富。
冬にはスノーモービル体験やスノーラフティング、バームクーヘン作りなど、季節によっていろんなアクティビティで体を動かして、北海道の雄大な自然と思いっきり触れ合うことができます。
星野リゾート リゾナーレ小浜島(沖縄県/小浜島)
2020年4月開業!沖縄の離島のヴィラで島時間に癒されることができるのがリゾナーレ小浜島です。
首都圏からは遠く、日本最南西端の沖縄県八重山諸島に位置し、北半球最大規模の珊瑚礁「石西礁湖」を望む、美しい海と白砂が広がる約36万坪のビーチリゾートです。
星野リゾート リゾナーレ小浜島では、その場所、その季節ならではの自然の恵みを堪能し、自然を遊び尽くす特別体験を数多く用意しています。
南の島の温暖な気候と風が心地よいビーチで、自分好みにアレンジして、思うがままの沖縄離島の休日を過ごすことが可能です。
さいごに
星野リゾート・リゾナーレを比較してみましたがいかがでしょうか。
リゾナーレの施設はどこも清潔感がありモダンな新しい雰囲気で、子供はもちろんママにとっても落ち着いてリラックスできると口コミ・評判がとてもいい施設です。
子供が小さいうちは施設内で遊べるリゾートホテルは何回もおとずれたくなる仕掛けがいっぱいあり、星野リゾートのなかでも特にリピート宿泊が多いのがリゾナーレの特徴です。
実際、リゾナーレは子供が赤ちゃんのうちから宿泊させてもらってますが、幼稚園・小学校になるほど楽しめるアクテビティがおおくなり、ずっと楽しめます。
子供が幼稚園児ぐらいになったら、泳げる&プール好きならリゾナーレ八ヶ岳、農業体験ならリゾナーレ那須が面白いです。リゾナーレ熱海も、ツリーハウスがあるので子供が小さくても楽しめます。
小学生ぐらいいなれば、クライミングやアスレチックにチャレンジしたり、スキーなど今までチャレンジできなかったことも考えてみてもよさそう。
リゾナーレの各施設はそれぞれ魅力があって、大人も子供も満足できます。
アクティブな休日が好きな方はもちろん、贅沢な空間でのんびり過ごしたい方、そして、大切な方々との絆を深めたい方すべてに優しい「星野リゾート リゾナーレ」。
ぜひ目的(交通アクセス・アクテビティ・温泉/リラックス)に合わせて使い分けるのがいかがでしょうか。