【体験談】子連れで豊洲「チームラボ プラネッツ」へ行ってみた!

2019年9月3日火曜日

キッズ

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チームラボのデジタルアートが体感できる「チームラボ プラネッツ」に子連れで行ってみました。

行ってみた感想や、お台場の「チームラボ ボーダレス」との違いなどお伝えします。



子連れでも楽しめた!大人向けの豊洲「チームラボ プラネッツ」に行ってみた感想

「チームラボ プラネッツ」とは?

アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている「チームラボ」。

アートによって、人間と自然、そして自分と世界との新しい関係を模索している「チームラボ」が手掛ける、超巨大没入空間が「チームラボ プラネッツ」です。
※正式名称は「teamLab Planets TOKYO DMM.com」


2018年7月に、ゆりかもめ「新豊洲」の駅前にオープンした「チームラボ プラネッツ」。

2016年に期間限定で開催された「DMM.プラネッツ Art by teamLab」の進化版としてオープンしてから今年2019年の夏に子連れで行ってきました。

最初の「DMM.プラネッツ Art by teamLab」は、会期47日間という短期イベントにも関わらず、最長6時間の入場待ちという記録を打ち立てたそうで、人気のほどが伺い知れますね!


今回、事前にチケットをネットで購入しましたが、1日前ですでに早い時間帯のチケットは売り切れ。

もし行くことが決まっているならば、ネットで早めにチケットを購入することをお勧めします。

わが家は3日前にネットでチケットを購入し、10時半〜11時という枠での入場チケットをゲットできました。

すでに10時からのチケットを持っている人が中に入場していて、10時半から入場チケットを持っている私たちは列に並んで待ちます。

10時半から入場のチケットだったので、10時半になると入口の方に進み、会場の説明を聞きます。

入口前に並ぶと、足元に足跡の表示が。


こちらの上に立って並んでくださいという表示で、ちょうど大人一人分くらいの間隔で足跡が書かれています。

こちらのTVモニターで注意事項など施設の説明を受けました。


説明が終わるといざ靴を脱いで入場です。

まずロッカー(100円)に携帯電話以外の荷物を全部入れます。

子連れなので他にもタオルや持っていきたいものがたくさんありますが、携帯電話以外持ち込み禁止です。


子連れで楽しむポイント1

ここで重要なのが、子供のズボンはおれるところまでおる!です。

先ほどのモニターで説明がありましたが、濡れる場所があるためボトムスは膝より上にあげスカートの方はショートパンツの貸し出し(無料)を行っています。

ということは、ショートパンツの貸し出しも行っているくらい、濡れる場所がある!

ということ!

子供は小さいので、ほぼずぶ濡れか?とドキドキ。

大人の膝まで水が来ることもあるそうで、小さな子どもがちょっとはしゃいじゃったら、もうびちょ濡れですよめ。

なんだったら、上に着ていたはずのTシャツまで、ずぶ濡れです。。

慎重派なら大丈夫ですが「うちの子、はしゃいじゃいそうだな」って場合はお着替え一式があると、安心です。

思いきって「子どもは水着」というのもアリだそうですよ。

ネットでもチームラボプラネッツに行くときの服装はショートパンツがオススメなどと書いてあります。

うむ…

上の子は身長が120cmあるのでいいとして・・・下の子は100cm越えたくらい。

ちょっと際どいかもしれないと思いつつ、念のため着替えを持ってきたので濡れてしまったら着替えようと心に決めて入場しました。

豊洲は7作品中、3作品が水を使った作品。

ネットで検索したところによると、複数回行った人のお話では「水の量は、日によって違う」らしいです。

水温や水深は、客層や気温などによって慎重に管理されているみたいですよ。


子連れで楽しむポイント2

もう1つ、大事なこと。

それは「トイレ」です。

一度入ってしまうと急にトイレと言われた時にはすぐに出ることができません。

お台場は数カ所トイレがあるそうですが、豊洲は出入り口のロッカーのところ1ヶ所のみです。

なので、必ず「事前に」トイレを済ませましょう。

万が一、作品鑑賞中にトイレに行きたくなったら、スタッフの方がトイレまで近道を通って連れて行ってもらえます。


また、作品ごとに出口に足拭きルーム的な小部屋があり、そこに常駐しているスタッフさんが「どうぞ」とタオルを渡してくれます。

水に濡れるたび、いつも何度でも。

これは、とっても助かるサービスでした。


子連れで楽しむポイント3

すべて五感をフルに開いていれば楽しめるので、館内で使えるアプリは使いませんでした。

ただでさえ、子供2人連れで両手塞がっていますし、子供はどの作品も体全部つかって楽しんでいたので自分も子供と一緒に五感をつかって楽しむことにしました。

暗いところで頑張って「wi-fi飛んでる?ねぇ、wi-fi飛んでる?」などと必死になってダウンロードしなくても、いいかもしれません。


自分が溶け込んでしまうデジタルアートの作品たち

最初の作品まで、暗い道を進んでいきます。



足元だけ照らされた暗い空間を進んでいくのですが、目の前は真っ暗。

足元の光を頼りに進んでいくので、小さい子供は少し怖いかもしれません。

そして急に水が流れてきます。



これにはわが家の子供たちもびっくり。

「え?この中を進んで行っていいの?」と思います。

でも進むしかないので、この水の流れを逆らって進んでいきます。



次第に子供たちも慣れてきたのか、面白いアトラクションを楽しむように。

きゃっきゃきゃっきゃ言いながら歩くと・・・

そこには天井から落ちる滝が!!



これ、ものすごく綺麗でした。

写真にはうまく写らず残念ですが、ずっと眺めていると1枚の絵にも見えて、ただ水が流れているというより美しい水の流れはまさに「作品」でした。


そしてまた足元だけ照らされた暗い道を進んでいきます。

やっと広い空間に出たところは、足元が柔らかいクッションがたくさん敷かれている空間。



ここでゆっくり座っているカップルもいれば、動きづらいこの空間で楽しむ子供たち。

“他者と共に、身体ごと、圧倒的に没入する”というコンセプト通り、「チームラボ」のデジタルアートの中に、自分が溶け込んでしまうような感覚を味わえます。


子供たちも埋もれてしまうほどふわふわしたクッションの山をやっと抜けました。

するとまた暗い道に出ました。


先ほどはブルーのライトだったのが、今度は赤いライトで足元が照らされています。

暗い道も微妙に変化があり、観客をワクワクさせてくれます。



次の空間はテレビなどで見かけるキラキラした空間でした。


LEDが天井から下がっていて、上も下も壁もすべて鏡になっています。


LEDの色が変わるのでとても綺麗。


SNS映え間違いなしな空間です。

キラキラして宝石のよう。

子供たちもこの作品を気に入っていました。


こちらが広い空間となっていて、撮影スポットとなっていました。

天井から見た景色です。


みんな写真を撮りまくりです。



作品から作品へ進む道はいつも暗い廊下。

今回は温泉のような、いい香りがしてきました。

そして辿り着いた空間が、白い濁った温かい温泉がたっぷり入った空間です。


濡れると言っていたのはこの空間でした。

想像以上の水の深さ。

そして今までで一番広い空間でした。

水面にはデジタルアートの映像が映し出されています。


とっても綺麗!なんだけど、本当に大人の膝下まで水があり、子供たち、下の子はもう股あたりまで濡れています。

やっぱり濡れたか・・・濡れるよね。。

と冷静な私。

上の子はギリギリ洋服は濡れずにすみました!

この空間の途中から息子は抱っこ。

他にも赤ちゃん連れのファミリーがいましたが、小さい子は皆抱っこされていました。

子供たち、ここですごく遊びたかっただろうと思いましたが、すぐに出口へ向かい、スタッフさんに着替えたいと伝え、細い裏道を案内してもらいロッカーまで向かいます。

この空間で思ったこと。

携帯はネックストラップ付きのiPhoneケースがおすすめです。 

私はバンドリヤーのiPhoneケースを使っていますが、両手が空くので旅行や外出先のこういった時などに便利!



買い物や旅行で活躍する便利な収納機能がついたiPhoneケースで、付属のショルダーストラップは取り外しできます。

写真や動画を逃さず撮影、旅行中やテーマパーク、スポーツ観戦、荷物を増やしたくない機会にも最適です。


ロッカーまでは裏道を抜けるとすぐに着き、息子のズボンとパンツを着替えました。

着替え、持ってきておいて本当に良かったです。

着替えが完了しスタッフの方に声を掛け、最後の作品の入口まで案内してもらいました。


最後の作品はドームになっていて、天井に舞う草花が常に動く映像が。


宇宙空間のように流れるように動く花たち。

寝転がってみることもできる空間になっています。


動くので、うまく写真が撮れませんでした。


撮れた!と思っても全部ブレてしまってざんねん!


この作品の説明が展示されていました。


まさに五感で味わうアートの世界!

他にはない、ここだけの貴重な体験ができました。


お台場と豊洲のチームラボの違いとは?


  • お台場→小さな子どものいるファミリー向け。長時間たっぷり遊びたい人向け。
  • 豊洲→大人、カップル向け。ファミリーも可。1~2時間でさっくり遊びたい人向け。
実は豊洲からほど近い(車で10分ほど)お台場「パレットタウン」にも、2018年6月にオープンした「チームラボ ボーダレス」というデジタルアートミュージアムがあります。

オープン時期や場所が似通っていることから、2つの展示は混同されることが多く、違いが分からず最初混乱しました。

調べてみると、大きく分けて次の3つが異なるようです。

  1. 作品のテーマ&コンセプト
  2. 回り方と所要時間
  3. 営業時間
まずそれぞれのコンセプトですが、お台場は「ボーダレス」という名の通り、境界のない世界をテーマにしています。

人間がアートの中に入り込むことで作品が完成したり、作品同士が影響し合って新しい世界を生み出したり。

一方、豊洲の「チームラボ プラネッツ」のテーマは“超巨大没入空間”。

7つの作品が水に関係しているのも特徴的です。


作品同士の境界がないお台場の展示は、基本的に順路はなくどのように回っても自由。

再入場も可能です。

身体を使って遊ぶ場所も多く、半日近くたっぷり楽しめるようです。

一方豊洲は7つの作品を順番に見て回る方式で、場内は一方通行。

中にいる時間に制限はありませんが、だいたい1~2時間で回れます。

東京観光の一環で訪れる方は、空き時間に合わせていずれかを選ぶといいでしょう。


お台場、豊洲ともに営業時間は平日・休前日によって変わりますが、平均10:00~21:00で最終入場は20時。

夏休みなどの特別期間でも、22時には閉館します。

豊洲は毎日22時まで開館しており、大人のデート需要を見込んだ営業時間と思われ、会社帰りやおでかけの締めくくりにゆっくり過ごせるスポットになっています。

お台場と豊洲の2つの「チームラボ」は「お台場は子ども向け、豊洲は大人向け」と評されることもあるようですが、豊洲も水に入る作品があるなど、お子さんでも十分楽しめます!

両方訪れて、それぞれのアート世界を体感してみてくださいね。
会期:2018年7月7日 – 2020年秋
開催時間:平日10:00~22:00(最終入場21:00)
土日祝:9:00~22:00(最終入場21:00)
住所:東京都江東区豊洲6-1-16 teamLab Planets TOKYO


さいごに

実は豊洲の「チームラボ プラネッツ」は恒久施設ではなく、2020年秋までの期間限定開催なのです。

超巨大なデジタルアートが「いつまでも見られるわけではない」となると、絶対に行きたくなるのが人情。

子連れでも行けた「チームラボ プラネッツ」、見るなら“今”がおすすめです!


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