【使用レビュー】初めてでも快適実感!日本製月経カップ「ローズカップ」を使ってみた

2019年11月22日金曜日

レビュー 美容・健康

t f B! P L

月経カップをご存知ですか?

歴史は古いそうですが、日本では知名度もまだまだ低い月経カップ。

海外(ヨーロッパ)ではmenstrual cup という名前で結構メジャーなアイテムです。

最近では、数々のメディアでも紹介されています。

今回は、生理の不快症状(かぶれや痒みなど)を改善すべく、ついに日本で生産・販売された新しい生理用品、月経カップ「ローズカップ」を思い切って購入!

使用感などレビューします。



生理期間が快適になる日本製「月経カップ」とは?


日本で生産・販売しているメーカーはゼロだった月経カップ。



どうやら以前生理用品は、日本の基準で「白くて吸収するもの」しか販売できないようでした。

日本製のカップがあったら魅力的なのにな~とは思っていたところ、ついに日本でも生産・販売されたのをきっかけに購入してみました!


そもそも月経カップとは?


簡単に言うと、シリコン製のカップ型生理用品。



生理の期間をより自由に、そして、快適に過ごせるように、体内装着タイプの生理用品です。

カップを膣内に入れ、数時間後に溜まった経血を捨ててまた使う。

繰り返し使えるエコな生理用品です。

今回私が購入した日本製の「ローズカップ」は、最大12時間までの使用が可能です。



生理の度に大量に消費する紙ナプキンってもったいないと思いながらも、布ナプキンを洗うのもめんどくさい私にとって、革命のようでした。

いろいろ種類はあるようですが、私はついに日本で生産され始めた日本製「月経カップ」を購入。

早速一周期使ってみての感想は・・・

「この先も月経カップを使い続けたい!」でした!


開封します。



入っていたのはこちら。

月経カップと月経カップを入れる収納ケース、ガーゼです。

月経カップを収納するケースです。



可愛らしいピンク色です。



開けてみました。底に空気穴が空いています。



この袋の中に月経カップが入っています。



収納ケースに入れてみるとこんな感じです。



ぴったりサイズ。



カップを消毒した後、こちらのガーゼで水分を拭き取りました。


「月経カップ」使用レポート


まず、大きさはこれぐらい。
さすがにそのまま入れるのは難しいと思います。



入れ方はパッケージの箱や説明書にも記載されていますが、カップのフチを人差し指で内側に折り曲げた状態で入れて行きます。


初めはお風呂場で、体の力を抜いて、片足をあげてトライすればすんなり入ります。

無事に入ったら、カップの底を触ってきちんと開いたかを確認。



写真では見えませんが・・カップの底にはローズが!



カップが膣の中で開いていなければ、底を押したり揺らしたり、ステム(底に伸びているひも状のシリコン)を引っ張ってみたりして開かせます。

折れたままだと漏れの原因になります。

きちんと開いていれば漏れることはありませんが、私は念のため量が少ない日は、おりものシートを敷いていました。

交換は5、6時間ごとに。

トイレで中腰になり骨盤にぐっと力を入れると、カップの先がひょこっと出てくるので、引っ張って取り出します。

初日は、経血があふれてしまっていないか心配でしたが、実際はカップの半分も溜まっていませんでした。

経血をトイレに流したあとは、においや汚れを避けるために、無香料の石鹸で洗浄した後、再び使用してください。

外出先などの場合、無香料のウエットティッシュ、もしくはペットボトル等の清潔な水を使用し、洗浄することをおすすめします。


夜間の使用と経血量の多い日の使用


夜も着けたまま寝て、問題ありませんでした。

経血が肌につく不快感もなく、本当に快適に眠ることができましたよ。

ただ2日目はかなり量が多く、念のため普通のナプキンをつけていたのですが、4時間経ったところでドロッと漏れた感覚が・・・

急いでトイレに行くとやはり少し漏れており、カップを取り出してみるともうカップいっぱいいっぱいに経血が溜まっており、カップの容量を超えていたようでした。

2日目は2時間ごとくらいに交換しないと私は持たなかったです。。

2時間ごとというと外出先などでは厳しいので、量の多い日は昼夜ナプキンにしようと心に決めました。

3日目カップにチャレンジしたところ、2日目より量が少なかったので3時間ごとに交換していましたが、3時間ごとではなくても大丈夫そうでした。

4日目からは、だいぶ量も少なかったので5、6時間ごとの交換で済みました。

周期が終了したら、10分ほど煮沸消毒して、乾燥させてから保管します。

最初はこんなものを入れるのか!?と一瞬腰が引けましたが、結構メリットは多いと思います。

とりわけ私が感じた魅力は次の3つです。


魅力1:快適


経血がカップの中にとどまってくれるので、蒸れや動いた時にドロッと出てくる気持ち悪さや漏れたかも?という焦りがなくなります。

個人的には、朝お尻の方まで経血がにじんでるいる際の不快感がなくなったのが大きいです。(量の多い2日目あたりを除く)

ナプキンをずっとつけていることへの肌の負担(痒みやかぶれ)もなくかなり快適でした。

それに生理の時のプールやアウトドアなど気が引けませんか?

生理中は寝返りがうてなかったり、温泉や海水浴、スポーツなど様々な事が制限されますよね。

その問題は全て月経カップで解決できます。

経血を見て、自分の体調が確認できるのも嬉しいです。


魅力2:ゴミがへる


半永久的に使えるので、紙ナプキンのように生理の度に捨てることがありません。

環境的にもエコ!

ただ、清潔に保つために、周期ごとの煮沸消毒は必須です!!


魅力3:節約になる


カップ自体は数千円するので初期費用はそれなりにかかりますが、逆に言うとそれだけです。

長期的に考えれば、紙ナプキンを毎回買うよりうんと安いです。



他にも、トキシックショック症候群にかかる心配が少ないとか、旅行時の荷物がへるとかメリットは多いよう。


一人ひとりの特徴にあわせて、カップのサイズや柔らかさを選べたり、メルーナカップ以外にもいくつか種類はあるそうです。


 
一度試してみては??

とはいいつつも、使ったことがない方にとっては怖さもありますよね。

私も購入までには価格も少し高い気がして勇気が必要でした。

ですが思い切って購入してよかったです。

他の大きいサイズの海外製も試してみたくなりました。



さいごに


エコで快適な生理期間を過ごせる「月経カップ」。

今はまだ知っている方も少ないかもしれませんが、これから日常使いされる方が増えると思っています。

特にローズカップは、日本製で、日本女性のためにつくられた日本製月経カップで、

サイズも日本人の体型に合わせた、使いやすいフリーサイズ仕様になっています。


経血の多い日も少なく日も、長時間の使用が可能なため、忙しい方、生理用品がマメに交換できない方にオススメですし、

経血を体内で受け止めることで、漏れや匂い、かぶれ、雑菌への不安から解放され、これまでになかった自由さ・快適さを得られるため快適に生理期間を過ごすことができます。

スポーツやレジャーシーンなど、どんな時でもこのローズカップという名の月経カップで「もっと自由に、バラ色に」生理期間を過ごしてみてください。


ブログ内検索

最新の記事