自家用車は危険!レクサスで挑む『那須サファリパーク』の恐怖体験

2022年11月13日日曜日

キッズ 旅行

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那須旅行中に『那須サファリパーク』へ行ってきました。

そこで恐怖体験をしたのでレポートします。
 
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自家用車は危険!楽しむというより恐怖体験だった『那須サファリパーク』 


栃木県那須町にある『那須サファリパーク』は、バスや車でライオンなどの肉食動物からシマウマなど草食動物まで、様々な種類の動物を放し飼いにしているエリアを、マイカーや専用レンタカー、バスのいずれかでまわっていくことができる動物園です。

サファリパークは、何度か訪れたことがあったので、下調べせず行ってみたのですが、これが後に大後悔することに。

さっそく『那須サファリパーク』の入場ゲートからレポートしたいと思います。


『那須サファリパーク』では自家用車を選んではいけない


『那須サファリパーク』は、車内から動物を観察したり、エサをあげたり、動物と触れ合うことが出来るのが魅力の動物園です。

普段、檻の中に入っている動物を柵なしで間近で見れるとあって、人気の観光スポットとなっています。

まず入場ゲートへ進みます。



何台か並んでいる列に我が家も並びます。

入場ゲートでは、車に乗りながら、入場料金を払いお会計を済ますことができます。

案内してくれたスタッフさんはまだ入ったばかりのアルバイトなのか、説明が乏しく噛み噛み。

料金も把握できていないようで、事務所に聞きに戻ります。

ここで入場方法を選びますが、
絶対に「レンタカー」か「バス」を選んでください!!

『那須サファリパーク』の入場方法は4つ。

  • レンタカー(2000円〜)
  • ライオンバス(大人1100円子供600円)
  • ワイルドライド(大人・子供1200円)
  • マイカー(500円)


我が家は下調べせずに、料金が一番安い「マイカー」を真っ先に選んでしまったのが悲劇の始まりでした・・・

子供が車内からエサをあげたいというので、1袋1000円のエサも購入。


最後にスタッフさんが「ワイパーはずっと閉じたままにしてくださいね・・」という謎の言葉を残して料金所を通過すると、広々とした駐車場に出ました。



駐車場の角には、サファリパークの入場口が見えます。

サファリパークへ入ってしまうと40〜50分は出れないので、トイレを済ませてから入場します。



駐車場には、ライオンバスも一緒にとめられていました。

レンタカーは、ワンボックス、軽、ライトバンと数種類あり、入場料とは別で2000円(5人乗り)でレンタルできます。


柄も数種類用意されており、その時あるものの中から好きなものが選べます。

迷わず「マイカー」を選んでしまった我が家ですが、なぜ料金の高いレンタカーやライオンバスにみんな乗車するんだろう・・とその時は思っていたのです。


いざ自家用車でサファリパーク突入!


自家用車で動物たちが待ち受けるゲートの前まで進みます。 


門があくまでのあいだ、入場ゲートで受け取ったナビ(音声案内)でサファリパーク内での注意事項の説明をうけます。 

「入ってすぐのライオンゾーンは窓は開けないこと。草食動物のエリアでは窓をあけてもいいけど10センチまで。」といった内容。

一通りの説明を受けてパーク内へGO!


大きな扉が開くと、侵入してはいけないエリアに入っていく気分でした。



中に入ってすぐに速度看板や注意事項が書かれた看板が出ていました。


園内は10キロ規制です。

見守りの車もいるなんて、かなりの厳重体制です。

しばらくは策や網のあるエリアを進みます。


ここには世界でも珍しい「ホワイトライオン」がいます。
車に近づいてこないので、安心感があります。


さらに入っていくと、1匹のライオンが壊れた乗用車に体当たりして遊んでいました。


ライオン的には遊んでいるつもりでも、体も大きく力が強いライオンが車に体当たりしている様子はちょっと怖かったです。


奥にいるライオンは、車の中にいる私たちに睨みをかましていました。

柵がないライオンがこんなに怖いものだったとは。。

『那須サファリパーク』の事件のあったベンガルトラは檻の中に入っていました。


事件があったからか、看板にはトラが檻に入っているにもかかわらず “非常に危険です” と書かれています。


しかしこの時には知る由もなし。
さらなる恐怖が待ち構えていたのです。。


恐怖のカウントダウンはキリンさんから


ライオンゾーンを抜けると、次はキリンのいるエリアへ。 


キリンエリアから動物にエサをやってもOKという事で、入場ゲートで購入した専用のエサをあげることに。


ただ、キリンって、そばで見ると本当に大きい・・!!


餌をくれると分かっているから車に近づいてきます。

窓を開けて餌をあげる気満々でしたが、至近距離だと巨大すぎて怖い・・・!!



キリンって顔だけでも大きくて、これで長い舌が車内に入ってくると思うと怖すぎたので、窓も開けれず通り過ぎることに。。

早々とシカエリアへ進みます。


ここからは、ロバやシマウマもいます。

シカは、近くで餌をあげたことがあるので「余裕でしょ」とこの時は思っていました。

1匹のシカが車の窓へ近づいてきました。

窓をあけて、長女がエサをあげると一瞬でエサがなくなり「もっとくれ、もっとくれ」と車内によだれをダラダラだらしながらグイグイ入ってきました。


よだれが車内に入った瞬間、長女が猛烈に拒否!!

急いで窓を閉めて、エサは1枚しかあげれずに先へ進むことにしました。

この時点で子供たち、引きまくり・・

楽しみにしていた餌やりでしたが「もう早く行って!」「早く出よう!」となったのです。

予想外に車もよだれで汚れ、心の中は軽くパニック。 

早く車を進めようと思っても、動物たちはエサをくれると分かっているんですね〜。

1匹にエサをあげたら、どんどんシカ達が車に寄ってきました。


「エサをくれくれ」とサイドミラーを舐め回すわ、ガジガジかじるわ。。

後から知ったのですが、動物達は車のサイドミラーが大好きなようで、『那須サファリパーク』のレンタルカーは、サイドミラーがありません・・

敢えてつけていないのか、動物たちに破壊されてしまったのか。。

入場ゲートでスタッフさんが「ワイパーはずっと閉じたままにしてくださいね・・」という謎の言葉が理解できました…

まぁ雨も降ってなかったので、ワイパーを動かすこともなかったのですが。。

サイドミラーはかじられた後、即座にたたみました…。

普段、檻の中にいる分にはかわいいロバさんも、車に触れるレベルで近づいてジッと見てきます。


車を汚されて嫌だったので、これ以上車に近づかないで…と願いながら目を合わせないように徐行します。

ロバさん、エサをもらうまで車から離れません。
これで目を合わせたら最後…


窓に鼻をくっつけたり、窓ガラスをベロベロしたり、車を小突いたりして、猛烈に「エサちょうだい」アピールしてきます。 

草食動物恐るべし!


エサをくれた車だとわかると、すべてのシカ達がエサを求めに車に寄ってくるんです。


「ロバやシカは余裕」と思っていた自分が愚かでした・・・


動物界の中では、道はあってないもの。

道を塞ぐなんて当たり前です。

運転していた主人も「前に進めない・・」とポツリ。

ひとまず動物に怪我をさせないよう、ゆーっくり動いてみますが、7~8頭ほどのロバさんに車をぐるっと囲まれ、スレスレでゆっくり進むことができました。

さすがに7~8頭に囲まれると何とも言えない恐怖感。


巨大なツノをもった大物も現れました…!!

「どうかそのツノで車が傷つきませんように・・」泣

楽しいサファリパークが恐怖体験ど真ん中。

なんとか離脱し車を走らせると、さっきのシカの群れから1頭離れ併走してついてきます。


「ツノーーー!!」

車に少しでも近づくようならピーッと傷がつくのが目に見えます。

ほとんどの人がレンタカーを選択している理由がよく理解できました。

もう、無事に脱出できることを祈るばかり。。

これが自家用車じゃなければ、100倍は楽しめたと思います。


次に入ってきた車も続々と同じ被害にあっていました。

もう写真を撮る余裕もなく「早く出たい‼︎」の一心でしたが、
ライオンバスが前にいるとエサをあげている時間も長く、後ろに並んでいる車が渋滞するのです。

車を停止すると動物が寄ってくるので、車がとまらない程度に進んでるか進んでないかくらいの速度でゆっくり進みます。

やっとシカエリアから抜け出してホッとしたら、最後にアルパカさんのエリアにきました。

道の真ん中にいると車が止まるという事を知っているようで、アルパカさん達もわざと立ちふさがり「エサくれ」状態。


エサを持ってないと分かると解放してくれますが、しつこい子は窓に触れるくらいまで近寄って最後までくっついてきます。


もうこの距離での動物勘弁です。

アルパカエリアでは、ゾウが人を乗せてお散歩していました。


なんとも優雅な光景。

この象にもエサをあげたければ車内からあげれるそう。

ですが、我が家は早く出口へ向かいたかったので、子供たちには「ゾウさんが人をのせてるよーーすごいねー」と心にもないことを言いながらスルーです。。

あまり至近距離で見ることのないゾウさんなのに、どんだけ。。

悲しくなってきました。涙

奇跡の生還ということで、なんとか出口ゲートへ。

ネットで検索してみると、車の近くで動物が急に取っ組み合いの喧嘩をし始め、突き飛ばされた動物が自家用車にぶつかってきたそうな…

あり得る話。。
想像しただけで震える…

あんなに大きな動物が車にぶつかってきたら、車なんて軽くベッコベコですよね。

なんとか車が破壊されず脱出できたことが奇跡と言っても過言ではないことが改めてわかりました。

出口ゲートを出るとすぐに駐車場です。

出口横には、マイカーの洗車場があり汚れた車を洗えます。

我が家の車は、窓のまわりがよだれでベタベタになってしまいましたが、洗車するほどではありませんでした。

駐車場に車を停車させたあと、ロバにかじられたサイドミラーを即確認。




あ〜、やっぱり少し傷ついてますね。。

ドアは動物が少し触れただけでもこの汚れ。


さらに、少しひっかき傷もついていました。

たぶんシカの角でしょう。。

とにかく無事に出れたこと。
このくらいの傷でよかったという安堵の気持ちでいっぱいでした。泣

動物のエサは余ってしまいましたが、仕方ないですね。

サファリパークといえば、動物たちが放し飼いになっている中をゆっくり車で移動しながら間近で見るのが醍醐味。

私も何度か他のサファリパークに行った事がありますが、こんな体験は初めてでした。

次回は、マイカーではなく、車をレンタルして思い切り楽しみたいです!!!


さいごに


『那須サファリパーク』では、ライオンだらけのサバンナに突然放り込まれた感覚が、日本にいながら体験できます。

車の中から動物にエサをあげれて、至近距離で動物を見れるなんて楽しそうですよね!

しかし、絶対にマイカーでまわるのはやめたほうがいいです!絶対にです! 

『那須サファリパーク』はマイカーで園内を周ることが出来ますが、園内のレンタカーはサイドミラーがないか、片方が破損しています。

ほとんどのレンタカーが凹んでいたり傷ついてボロボロなんです。

マイカーで行けると手軽そうだし、いいなーと思いませんか?

でも、マイカーでは絶対に入ってはいけません。

車がボロボロに傷ついてもいいならOKです。

自家用車で園内をまわった恐怖体験のお話しでした。

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