気温も低くなって朝晩は冷えてきたこの季節。
羽織ものが必須なこの時期気をつけたいのは「体の冷え」です。
今回は、寒い季節におすすめの体を温めるハーブティーをご紹介します。
リラックス効果が高い!女性におすすめ体温まるハーブティ
10月も半ば。先週まで30度ちかくあった気温が一気に下がり、朝晩とても寒くなりました。やるのが面倒と思っていた衣替えもそろそろしなければいけない、そんな季節。
学校や園のイベントも続くなか、体調管理にも気をつけなければいけない季節です。
急な気温の変化に対応していけるよう、体も冷えないようにしたいこの時期におすすめなハーブティをご紹介します。
まずは体が冷える原因
1.血行不良寒いときには心臓や肝臓など重要な臓器が集まる体の中心に血液を集めて体温を維持しようとするため、手先や足先に血液が行き渡りにくくなります。
2.自律神経の乱れ
リラックスしている時は副交感神経が優勢となるので血管は拡張し、緊張している時は逆に交感神経が優勢となるので血管は収縮します。
暖かい室内から急に寒い室外に出るなど、自律神経のバランスが乱れると冷え性につながります。
からだを温めるハーブティ
1.カモミール
カモミールには体を温める作用や、発汗作用など様々な効果があると言われています。また、心を穏やかにする効果もあるため、夜寝る前に飲むのがおすすめです。カモミールだけだと苦味があるので、ミルクティーにすると飲みやすくなります。
2.ジンジャー
意外に思われる方もいると思いますが、実はジンジャー(生姜)はハーブのひとつです。血行を良くして体を温めるだけでなく、免疫力アップの効果もあります。ジンジャーにはちみつを加えて飲むことで、より体を温めてくれるのでおすすめです。
3.ローズマリー
ローズマリーには血行を良くする効果があるため、冷え性改善につながります。その他、記憶力の向上や脳を活性化してくれる効果もあり、認知症予防や勉強・作業をする方にもおすすめです。
4.ルイボス
ルイボスは毛細血管を丈夫にし、血行を良くする作用があり、体の隅々までポカポカにする効果があります。また、老化の原因と言われる活性酸素を除去する働きもあります。妊娠中や授乳中の方でも安心して飲める、万能なハーブティーです。
リラックスするならジャーマンカモミール
最近購入したジャーマンカモミール。
以前、TVで人気モデルの蛯原友里さんがハーバルセラピストの資格を持ち、紹介していたのがこのジャーマンカモミールです。
ジャーマンカモミールは、眠りやすい環境を作ってくれるハーブ。
美容効果も高く、ハーブティーとして日常的に口にしている方も多いのではないでしょうか。
カモミールには、ジャーマンカモミールとローマンカモミールがあります。
ハーブティーなどで使用されているのはジャーマンカモミールで、精油で使用されることが多いものがローマンカモミールです。
ジャーマンカモミールの効能は?
・リラックス効果
ジャーマンカモミールは、青りんごのような甘い香りがするのですが、この香りには、疲労を軽減し、イライラを抑えてくれる効果があるといわれています。この効果で、寝付きもよくなるそうですよ。
・美肌効果
保湿効果が高いジャーマンカモミールは、化粧水や乳液などのスキンケア用品によく用いられます。
また、肌の衰えを引き起こす原因のひとつである「糖化」を抑える効果もあります。
実は、ローマンカモミールのほうが糖化を防ぐ効果は強いといわれているのですが、「美味しさ」ではジャーマンカモミールが勝っています。
体内から糖化を防止するには、ジャーマンカモミールが適しているといえるでしょう。
その他にもジャーマンカモミールには、身体をあたためて発汗を促したり、生理痛やアレルギー症状を緩和したりする効果もあります。
さまざまな効果を持つジャーマンカモミールは、美味しい女性の味方なのです。
ちなみに蛯原友里さんは、1日3杯以上のハーブティーを飲む習慣を身につけ、体の血行を良くし睡眠の質を高くすることによって美肌効果を得ているそう。
そしてジャーマンカモミールは、ガーデニング初心者でも簡単に育てることができるそうですよ。
さいごに
今回は体を温めるハーブティーや、リラックス効果や美容効果も期待できるハーブティについてお伝えしました。ハーブにはさまざまな効果や効能があるため、自分にあったものを選んでハーブティーを楽しんでください。